Tangerine株式会社（以下「当社」といいます。）は、このTangerineサービス利用規約（以下「本規約」といいます。）に従いTangerineサービスを提供します。

第1条（定義）

1. 「Tangerineサービス」（以下「本サービス」という）とは、当社が開発し権利を有する、BLEビーコンマネジメントプラットフォームサービスをいい、下記のものを含みます。
   1. TangerineクライアントSDK（iOS版、Android版）
   2. Tangerine Beacon Manager Application(BMA)
   3. Tangerine Cloudシステム
   4. その他本システムに付随して提供するデモアプリ、ドキュメント、マニュアル一式
2. 「ライセンス」とは、本契約で許諾された範囲内において本システムを利用することができる権利をいいます。
3. 「利用者」とは、当社との利用契約が成立した本サービスの利用者をいいます。
4. 「利用契約」とは、本規約に基づく本サービスの利用に係る当社と利用者との契約をいいます。

第2条 （利用契約の申込）
   本サービスの利用契約の申込は、予め本規約に同意の上、当社が定める方法により、当社に対 して行うものとします。なお、申込の際には、申込者の印鑑証明書、商業登記簿謄本その他の書類の提出を要する場合があります。

第3条 （利用契約の成立）

1. 利用契約は、前条に従って行われた申込を当社が承諾した日に成立するものとします。
2. 当社は、次の各号の一に該当する場合には、利用契約の申込を承諾しないことがあります。
   1. 当社所定の申込条件が満たされていないとき
   2. 利用契約申込の際の申告事項に、虚偽の記載、誤記、又は記載漏れがあったとき
   3. 当社に利用契約の申込を受諾するだけの電気通信設備の余裕がないとき
   4. その他、当社が適当でないと判断したとき

第4条（使用許諾）
   当社は、利用者に対して、サービス申込を申請する日時点での現状有姿の状態で、日本国内で非独占的に本サービスのライセンスを許諾します。なお、本規約で明記されていない権利については、当社に留保されるものとします。

第5条（利用条件）
   利用者は、本サービスに関して、下記の利用条件があることを確認し同意するものとします。

1. リバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブルについて
       利用者は、本サービスをリバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブル、修正、改変、または本サービスの派生ソフトウェアを作成してはなりません。また、利用者は、本サービスに関するドキュメントを当社の事前の許諾なく修正、翻訳してはなりません。
2. 構成部分の分離
      本サービスは、一つの製品として許諾されており、本サービスの構成の一部を分離すること、または、分離して使用することはできません。
3. 譲渡・貸与
      利用者は、本サービスを自社サービスの利用目的で利用するものとし、本サービスを第三者へ貸与、リース、担保設定等を行なうことはできません。また、有償無償にかかわらず本規約に基づくライセンスを第三者へ譲渡、転売、あるいはその使用権を再許諾することはできません。
4. 輸出
      利用者は、本サービスを、直接または間接に日本国外に輸出することはできません。

第6条（著作権）
   本サービスはその利用を許諾するものであり、販売されるものではありません。本サービスについてのすべての権限および著作権は、当社が有するもので、本サービスは著作法及び国際条約の規定によって保護されています。

第7条（秘密保持）
   当社および利用者は、相手方の書面による承諾なくして、本サービスを通じて相手方から開示された相手方固有の技術上（本サービスに関する一切の情報を含む）、販売上その他業務上の秘密を第三者に対して開示、漏洩しないものとします。ただし、次の各号のいずれかに該当する情報は秘密情報から除くものとします。

1. 開示の時点で既に公知のもの、または開示後情報を受領した当事者の責によらずして公知となったもの
2. 当社または利用者が開示を行った時点で既に相手方が保有しているもの
3. 第三者から秘密保持義務を負うことなく正当に入手したもの
4. 相手方からの開示以降に開発されたもので、相手方からの情報によらないもの

第8条（サービス利用環境の維持）

1. 利用者は、本サービスを利用するために必要なBLEビーコン端末機器およびインターネット通　 信回線等を自己の費用と責任をもって管理し、本サービスを利用するために必要な利用環境を自己の責任をもって維持するものとします。
2. 前項に定める利用環境が維持されなかったために本サービスが利用できない場合であっても、当社は一切責めを負わないものとします。

第9条（IDおよびパスワードの管理）

1. 利用者は、本サービスの利用に関して付与されるIDおよびパスワードを管理する責任を負います。
2. 利用者は、当社が別途定める場合を除き、IDおよびパスワードを、第三者に使用させ、または売買、譲渡もしくは貸与してはならないものとします。
3. 当社が会員に付与したIDおよびパスワードを用いてログインを確認した場合、その後ログアウトまでの一連の通信は利用者の正当な権限者によって行われているものとみなします。また、IDおよびパスワードの盗用その他の不正利用が行われた場合であっても、当社は責任を負いません。
4. 利用者はIDおよびパスワードを忘れた場合には、当社所定の方法で再発行を行うものとします。

第10条（サービス利用料金等）
   本サービスの利用料金および本サービス開始にあたり必要とされる設置工事その他の料金等は、 別途当社が定めるサービス料金表のとおりとします。

第11条（料金等の支払方法）

1. 利用者は当社所定の方法により、サービス利用料金を支払うものとします。
2. 当社は、サービス利用料金、割増金、延滞利息、その他本規約に基づき当社が利用者に対して有する債権の請求および受領行為を第三者に委託できるものとします。

第12条（契約期間および違約金）
   第10条に定めるサービス料金表において、料金プランに応じて所定の契約期間が設定されている場合があります。利用者の都合により当該契約期間内に利用契約を解約する場合、契約期間満了日までのサービス利用料金を支払う必要があります。

第13条（本サービスの中止・停止等）
    当社は、次の各号のいずれかに該当する場合は、利用者に事前に通知することなく、また何ら責任を負うことなく本サービスの全部または一部の利用を中止または一時停止をすることができるものとします。

1. 本サービスを提供するために必要な当社の設備、機器、システム等の保守上または工事上やむを得ない場合、またはこれらに障害が生じた場合もしくは障害が生じるおそれがある場合。
2. 天災、事変、その他の非常事態が発生し、または発生するおそれがある場合。
3. 前各号の他、当社がやむを得ないと判断した場合。

第14条（責任の範囲）

1. 当社は、本サービスを提供すべき場合において、当社の責めに帰すべき理由によりその提供をしなかったときは、本サービスが全く利用できない状態（本サービスによる全ての利用に著しい支障が生じ、全く利用できない状態と同程度の状態となる場合を含みます。）にあることを当社が知った時刻から起算して、７２時間を超えてその状態が継続したときに限り、利用者の損害賠償請求に応じるものとします。
2. 前項の場合における損害賠償の範囲は、本サービスが全く利用できない状態にあることを当社が知った時刻以後のその状態が連続した時間（２４時間の倍数である部分に限ります。）に相当するサービス利用料金相当額とします。

第15条（保証の制限）

1. 本サービスの機能等について、利用者の事前の同意または通知等を要することなく変更・中止する場合があります。利用契約締結時における本サービスと同等の使用環境を永続的に保証するものではありません。
2. 当社は、利用者の事前の同意または通知等を要することなく本サービスの仕様または内容の変更、修正、配布方法等の変更および対価の変更をすることができます。
3. 当社は、本サービスに関する品質または接続に関する保証を一切行わないものとします。なお、　　 　　利用者が本サービスの利用中にサービス品質の低下等何らかの異常を感じられた場合、当社にそ　 　　の旨を速やかに連絡願います。

第16条（利用者による利用契約の解除）
   利用者は、利用契約を解約しようとするときは、当社所定の方法によりあらかじめ当社に通知するものとします。この場合、当社が別途定める日をもって利用契約が終了するものとします。

第17条（当社による利用契約の解除）
    当社は、利用者が次のいずれかに該当した場合には、何らの催告なしに利用契約を即時解除できるものとします。

1. 利用者が本規約に定める規定に違反し、当社の業務の遂行に支障をきたす、または支障をきたすおそれがあると当社が判断した場合
2. 差押え、仮差押え、または仮処分命令の申立てがあった場合
3. 破産、民事再生手続の申立てがあった場合
4. 手形不渡その他支払いを停止した場合
5. 当社からの通知が到達しなかった場合
3. 利用契約が解除された場合、利用者は、利用契約に基づく一切の債務につき当然に期限の利益を　喪失し、未払債務の全額を直ちに当社に支払うものとします。
4. 利用者が本規約に違反した場合、当該違反行為により被った損害について、当社は利用者に対して賠償請求をすることができるものとします。

第18条（第三者への委託）
    当社は、本規約に基づく当社の業務の全部または一部を第三者に委託して行わせることができるものとします。

第19条（権利の譲渡等）
    利用者は、利用契約上の地位、利用契約に基づく権利義務のいかなる一部についても、譲渡、貸与または質入等の担保設定その他一切の処分を行ってはならないものとします。

第20条（準拠法）
    本規約に関する準拠法は、すべて日本国の法令が適用されるものとします。

第21条（合意管轄）
    本規約または本サービスに関する一切の訴訟については、東京地方裁判所または東京簡 易裁判所をもって第一審の専属的合意管轄裁判所とします。